「特定技能」は、2019年4月に新設された在留資格です。
特定技能１号・特定技能２号の２種類あります。

国内人材を確保することが困難な状況にある「特定産業分野（12分野）」において、一定性の専門性・技術を有し、即戦力となる外国人の雇用がこの特定技能によって可能になりました。

「特定技能１号」は「特定産業分野（12分野）」で就労するために初めに取得する在留資格です。
在留期限は最長で５年間。

「特定技能２号」は、１号修了者が試験に合格後取得可能です。現時点では、建設/造船・舶用工業 の２分野のみ認められています。
２号では、１号で認められていない家族の帯同や在留期間の更新に上限がありません。

特定技能の対象となる「特定産業分野」とは、①介護　②ビルクリーニング　③素形材・産業機械・電気電子情報関連製造業　④建設　⑤造船・舶用工業　⑥自動車整備　⑦航空　⑧宿泊　⑨農業　⑩漁業　⑪飲食料品製造業　⑫外食業　の12分野のとなり、「特定技能１号」の対象分野です。
現在、「特定技能２号」の対象分野は、　④建設　⑤造船・舶用工業のみです。